LOADING

Do not close the window!

台北市初の「数位台北館」サイトが始動 日台斡旋・マッチングも同時に開始

台北市政府が各地方政府に先んじて開設した「buy.taipei数位台北館」(https://buy.taipei/)が、本日(24日)始動しました。市の企業の海外販路開拓に協力し、ポストコロナ時代における産業のビジネスチャンスを進展させるために、数位台北館に3Dメタバースオンライン貿易プラットフォームを構成し、常設館として設置しました。また、購買のビジネスチャンスを促進するために、台北市政府は11月30日にもオンライン「日台Bio-ICT斡旋会」を開催します。このイベントは、TEEIA台湾電子機器協会と台湾高齢者産業革新発展協会の共催で行われ、日本のバイオICT関連のバイヤーを招待して出展企業とのオンライン商談を実施し、日本の大分県医療ロボット・機器産業協議会事務局次長の安達文俊(あだち ふみとし)氏、株式会社高齢者住宅新聞社代表取締役社長の網谷敏数氏に開幕時の挨拶を依頼しました。
台北市政府産業発展局によると、「buy.taipei 数位台北館」は、ICT産業、電子製品及び部品、バイオメディカル産業、生活支援サービスと用品、グリーンエネルギー・環境保護の五大産業を集結しており、現在、東元電機、所羅門科技、訊聯生物科技、逸達生物科技、旭隼科技等の有名企業104社がオンライン出展し、1200を上まわる商品や技術サービスを展示しているとのことです。
台北市政府は、新型コロナウイルス感染拡大に対応し、積極的にオンライン経済貿易販路開拓を推進しており、2021年と2022年に販路開拓イベントを計10回実施し、企業260と海外40か国のバイヤー950名のオンライン商談を1,792回実施し、約1.52億米ドルのビジネスチャンス (約47.4億新台湾ドル)を創造しましたが、多くの企業から、単一の市場から全てのタイムゾーンの市場への拡大の希望が提示されたことから、「buy.taipei数位台北館」を常設館として設置し、単一のオンライン経済貿易販路開拓の時間的制限を打破し、より多くの企業がオンライン経済貿易販路開拓イベントに参加できるようにしました。
展示館はデジタルインタラクション技術、高忠実度モデリングを運用して構築し、3Dシチュエーション設計、3D任意移動方式、720度パノラマシチュエーションエリア、720度3Dカスタムブースを施し、実際に現場を訪れているような没入型体験を演出し、参観者の使用感を大幅に向上しており、貿易のメタバース展示販売空間を思わせます。実体展覧のオンライン化が全般に現実を超越しています。
「buy.taipei数位台北館」は、リアルタイム情報、出展企業の製品陳列、オンライン会議、斡旋会とフォーラム、即時カスタマーサービス等の機能を統合し、各領域の企業ブランドが簡単に目に入るようにしており、売買もさらに容易になります。5つのパビリオンは、企業の製品カタログや紹介ビデオを陳列し、分類と検索の機能も提供します。このほか、アクセス数を増やすために、台北市政府は国際大型見本市での宣伝を強化して誘導するとともに斡旋会を実施して海外のバイヤーを招待し、出展企業の商談予約に協力し、全力で海外市場を開拓します。
台北市政府は、「buy.taipei数位台北館」により、マーケティングを継続し、本市のイノベーション及び優良企業の国際的知名度を向上することを期しています。また、販路開拓イベント以外の時間にも、海外のバイヤーに本市の産業及び製品の優位性を理解してもらうよう努め、マッチング成功の機会を増大し、購買のビジネスチャンスを拡大し、企業が今後もタッチレスなデジタルオンライン商談の方式で、各国のバイヤーとクラウドでつながることができるよう助力したいと考えています。

top